「サラリーマンであること」はもっと活かせる。僕が考えるサラリーマンのメリット

こんにちは、さんまるです。
これまで僕は、「会社に依存しすぎるのは危ない」「副業や投資で自立しよう」といった主張で記事を書いてきました。
たしかに、サラリーマンという働き方には限界もあります。
ですが、それは「サラリーマン=悪」という意味ではありません。
むしろ僕は、サラリーマンという立場を積極的に活かすことが大事だと考えています。
今日はその視点から、「サラリーマンだからこそ得られるメリット」についてまとめてみます。
① ノウハウが身近にあるから、成長しやすい
サラリーマンとして働いていると、会社には
- 豊富な業務マニュアル
- 経験豊富な上司や先輩
- 組織として蓄積されたノウハウ
こうした“すでに整っている仕組み”の中で学ぶ機会がたくさんあります。
僕自身も、薬剤師としての実務経験や在宅医療、マネジメントなど、会社の中で多くの経験を積ませてもらいました。
これをもしゼロから個人で学ぼうとしたら、時間もお金もかかります。
「成長できる環境がある」ことは、サラリーマンの大きな強みです。
② 給与が安定しているから、生活の土台をつくりやすい
毎月決まった日に安定して給与が入る。
これは実は、とても大きな安心材料です。
- 生活費の予算を立てやすい
- 貯金や投資の計画も立てやすい
- 突発的な支出に対応しやすい
副業やフリーランスになると、収入が月ごとにバラバラになることもあります。
それに比べて、サラリーマンの安定収入は、家計と資産形成の“土台”になります。
だから僕も、「生活の安心はサラリーマンで確保して、将来への挑戦は副業で」というスタイルを取っています。
③ 社会的信用が高く、金融サービスを利用しやすい
サラリーマンであれば、クレジットカードや住宅ローン、賃貸契約などでも社会的信用があります。
これは実際に、「会社に勤めている」という肩書きだけでスムーズに進む手続きが多いことからも実感しています。
- クレジットカード審査に通りやすい
- 家を借りるときの保証がしっかりしている
- ローン審査でも有利
これはフリーランスや個人事業主では難しいケースもあるので、サラリーマンの大きなメリットです。
④ 雇用保険があるので、いざという時のセーフティネットになる
会社員には雇用保険という仕組みがあります。
- 会社都合で解雇された場合
- 自分から退職した場合でも条件を満たせば
一定期間、失業給付金が支給されるなど、生活を守る制度があります。
僕はこの仕組みを「使う予定はない」と思っている側の人間だったのですが、
子どもが生まれた時に育児休業を1年間取得しました。
育児休業も雇用保険があるおかげで、活用できる制度ですので、
この制度はサラリーマンならではのメリットだと強く実感しています。
⑤ その他のサラリーマンならではのメリット
ここでは挙げきれなかったものもありますが、例えば…
- 有給休暇や各種休業制度がある(育休・介護・病気など)
- 福利厚生で医療費補助や保険などが整っている
- 社会保険料を会社が半分負担してくれている
- 定期的な健康診断が受けられる
こうした細かい部分も、実はサラリーマンの「隠れたメリット」だと思っています。
僕の結論|「サラリーマンは最高」ではないけれど、活かし方しだいで最強の土台になる
誤解のないように言っておくと、僕は「サラリーマン最高!」と叫びたいわけではありません。
- 昇給はゆるやか
- 働き方が自由ではない
- 上司や人間関係のストレスもある
こういった「しんどさ」もあるのがサラリーマンです。
でも、だからといって
「会社なんて辞めよう」
「サラリーマンはダメ」
とすべてを否定するのはもったいない。
むしろ、「会社に守られた立場で、個人としても力をつけていく」という視点で見ると、サラリーマンは非常に合理的で使える仕組みです。
最後に|サラリーマンをやめなくていい。でも、頼りきりにもならない。
僕が目指しているのは、「会社にしがみつかなくてもいいけど、うまく活用はしていく」というスタンスです。
サラリーマンとしての安定した収入と学びの場を活かしながら、
副業や投資で自分の土台をつくっていく。
会社に“人生を握らせない”ために、まずは今の立場を味方につける。
これが、僕の考える「攻めのサラリーマン」のあり方です。