【保有銘柄シリーズ#42】住友林業(1911)

こんにちは、さんまるです。
今回は、木造住宅トップシェア×グローバル展開を誇る住友林業(1911)をご紹介します。
建設・林業・商社の3軸を持つユニークなビジネスモデルで、財務も安定しており長期投資に適した銘柄です。
住友林業(1911)ってどんな会社?
住友林業は、国内大手ハウスメーカーの一角で、木造注文住宅ではトップシェアを誇ります。
さらに、世界的にも大規模な森林保有企業であり、木材・建材の商社としても活躍中。
2003年には米国へ進出し、近年は海外の住宅事業の売上構成比も拡大中。グローバル展開にも注力しています。
僕が住友林業を保有している理由
✅ 木造注文住宅で国内トップシェアという業界優位性
✅ 木材・建材の川上から川下までのビジネスモデルを保有
✅ 米国を中心とした海外事業にも積極的で今後の成長に期待
✅ 自己資本比率40%超、ROE14%超の好財務体質
住宅メーカーの枠を超えた、多面的な強みがある点に魅力を感じています。
現在の配当利回り(2025年7月31日時点)
約3.95%
高配当とまでは言えませんが、業績回復に応じて増配する姿勢が見られ、バランスの取れた配当設計です。
株主優待
なし
優待はありませんが、その分を配当にしっかりと還元してくれており、シンプルで分かりやすい株主還元方針です。
僕の購入検討ライン
✅ 配当利回り4.0%以上
4%を超えてくると、高配当・業績回復・グローバル展開の3拍子がそろい、購入を本格的に検討する水準です。
配当履歴と安定性
✅ コロナショック時は一時的に減配の実績あり
✅ その後、業績の回復とともにしっかりと増配を実施
完全な累進配当ではありませんが、業績連動型で誠実な配当政策だと感じています。
今後への期待と注意点
✅ 期待できるポイント
- 米国・豪州などへの海外住宅事業の拡大に注目
- 脱炭素や森林保全の観点で、森林保有企業としての評価が高まる可能性あり
⚠️ 注意すべき点
- 米国の金利上昇による住宅需要の冷え込みに注意
- 海外売上の比率が高く、為替影響を大きく受けやすい
- 建材価格や物流コストの上昇も、利益圧迫要因となりうる
まとめ|「木を活かす力」がグローバルで伸びる企業
住友林業は、木造住宅+森林経営+グローバル展開という独自の強みを持ち、配当も手堅く、長期保有に向いている銘柄です。
「成長性のある住宅関連株に投資したいけど、日本だけでなく海外にも強みがある企業がいい」
そんな方にとって、住友林業はピッタリの選択肢になるはずです。