【保有銘柄シリーズ#37】SGホールディングス(9143)

こんにちは、さんまるです。
今回は、佐川急便を傘下に持つSGホールディングス(9143)をご紹介します。
宅配需要の拡大とともに成長が見込まれ、累進配当による安定した株主還元が期待できる銘柄です。
SGホールディングス(9143)ってどんな会社?
SGホールディングスは、言わずと知れた「佐川急便」を中核に持つ企業グループ。
国内宅配市場ではヤマト運輸に次ぐ第2位のシェアを誇っています。
EC市場の成長により宅配需要は年々増加しており、社会インフラの一部として今後も安定した需要が見込まれる業種です。
僕がSGHDを保有している理由
✅ 宅配市場で第2位という業界ポジション
✅ EC市場の拡大とともに成長余地がある
✅ 自己資本比率50%超、ROE9%超の好財務
✅ 累進配当を採用しており、株主還元にも積極的
「ディフェンシブな生活インフラ × 増配姿勢」のバランスが取れた企業です。
現在の配当利回り(2025年7月31日時点)
約3.14%
突出して高配当というわけではありませんが、累進配当を採用しており、将来の増配にも期待が持てる設計です。
株主優待
なし
その分をしっかりと配当金で株主に還元してくれているので、個人的にはシンプルで好印象です。
購入検討ライン
✅ 配当利回り3.5%以上
3.5%を超えてくると、安定性と利回りのバランスがさらに良くなり、積極的に買い増したい水準です。
配当履歴と安定性
✅ 累進配当を採用しており、減配の可能性が低い
✅ コロナショック時にも増配を実施しており、実績面でも安心感あり
中長期的にインカムを狙いたい投資家にとっては、非常にありがたい配当方針です。
今後への期待と注意点
✅ 期待できるポイント
- EC市場の拡大により、今後も宅配需要は伸びていく
- 人口減少社会でもインフラとしてのニーズが続く可能性が高い
⚠️ 注意すべき点
- 人手不足による輸送力低下やコスト上昇
- 収益力をどう維持・向上させていくかが今後の課題
再配達問題や労働環境の改善など、業界全体での対応が求められる局面でもあります。
まとめ|“生活に根ざした成長銘柄”をポートフォリオに
SGHDは、成長余地と安定配当のバランスが取れた銘柄であり、長期投資の軸にしやすい企業のひとつ。
「インフラ業界で着実に配当を増やしてくれる企業に投資したい」
そんな方におすすめの銘柄です。