将来が不安だからこそ、副業を始めた

安定のはずの薬剤師。でも、なんだか不安だった
サラリーマン薬剤師として薬局で働き、毎月きちんと給料が振り込まれる。
ボーナスもあるし、福利厚生もそこそこ整っている。
一見すれば「安定した働き方」に見えるサラリーマン薬剤師。
僕自身もそんな会社に雇われる薬剤師の一人でした。
でも実際はこんな不安を抱えて働いていたんです。
- もし職場が倒産や買収されて待遇が悪くなったら?
- 昇給がほとんどなく給料が頭打ちになっているが、将来大丈夫か?
- 残業や休日出勤が多いが、家族との時間をもっと大事にしたくなったら?
- もっと自由な働き方がしたくなったら?
今は大丈夫でも、将来もずっと今のままでいられる保証はどこにもない。
そう思ったとき、僕は副業を始める決意をしました。
「副業=収入アップ」だけじゃない。僕が始めた理由は“リスク分散”
副業というと、「収入を増やす手段」として語られることが多いですが、
僕にとってはそれ以上に“会社一本に依存するリスクを減らす”という意味が大きかったんです。
例えば、どれだけ会社で評価されていても、
経営の方針が変わったり、上司が変わったりすれば、状況はあっという間に変わります。
ましてや、AIや自動化、少子高齢化で「働き方」が大きく変わるこの時代。
“会社=安定”という価値観そのものが崩れつつあるのを感じていました。
サラリーマンこそ、副業で“選択肢”を持っておくべき時代
副業を始めてから、すぐに収入が増えたわけではありません。
何度も挫折もしました。続かないこともありました。
でもそれでも、今はこう思っています。

「副業がある」というだけで、気持ちが楽になる。
「会社一本じゃない」と思えることが、自信になる。
会社に依存せず、少しでも自分の力で稼げる手段を持つことは、
お金の安心感だけでなく、心の自由にもつながると感じています。
「自由な暮らし」を目指すための手段としての副業
僕が副業を選んだ理由の根底には、
「お金持ちになりたい」よりも「自由な暮らしをしたい」という気持ちがあります。
- 家族との時間をもっと大切にしたい
- 場所や時間に縛られない働き方をしたい
- 好きなことにもっと時間を使いたい
そのためには、本業一本では足りない。
副業は、人生の選択肢を広げるための土台になると実感しています。
おわりに:「今のままでいいのかな?」と思ったら、副業という選択肢を
もしあなたが、今の働き方にどこか不安を感じているなら――
それは「副業を始めるきっかけ」かもしれません。
副業は、いきなり結果が出るものではないかもしれません。
でも、“会社以外の収入源を育てる”という視点を持つだけで、
将来に対する見え方が少しずつ変わってくるはずです。
僕自身、まだまだ道半ばですが、
「やってよかった」と心から思える選択でした。