なぜ僕は、ビットコインを“ギャンブル”ではなく“価値の保存手段”として見ているのか?

仮想通貨=ギャンブルだと思っていた過去
こんにちは、さんまるです。
以前の僕は、「仮想通貨なんてギャンブルでしょ」と思っていました。
激しい値動き、不確かな規制、詐欺のような案件──。
投資というより“投機”のイメージが強く、僕には無縁の世界だと感じていました。
でもここ数年、ビットコインについて学ぶことで、その印象が大きく変わったんです。
今では、ビットコインを「価値の保存手段」として、
資産のごく一部に組み入れるようになりました。
この記事では、なぜ僕がビットコインをギャンブルではなく、
“将来に備える資産”として見ているのかをお話しします。
ビットコインと法定通貨(円やドル)の大きな違い
まず、ビットコインと日本円・米ドルなどの法定通貨には、根本的な違いがあります。
🔹 円やドルは「無限に発行できる」
政府や中央銀行は、景気対策や財政出動などの理由で通貨を“いくらでも”発行できます。
実際、コロナ禍では各国が大量の通貨を市場に供給しました。
その結果、物価は上昇し、「お金の価値」はどんどん下落していったのです。
特に日本では、
- 超低金利(ほぼ利息がつかない)
- 継続的な円安傾向
- 物価上昇(実感ベースで)
という背景もあり、「円だけで貯金していれば安心」という時代は終わりつつあると感じています。
🔹 ビットコインは「発行量に上限がある」
一方、ビットコインには発行上限が2,100万枚と決まっています。
つまり、「これ以上は増やせない」という制限が、あらかじめプログラムで決まっているんです。
誰かが勝手に増刷したり、操作することはできません。
中央銀行も政府も介入できない、ブロックチェーンという技術がそれを支えています。
この仕組みが、「通貨としての信用性」や「価値の保存手段」としての期待を生み出していると、僕は考えています。
なぜ“価値の保存”としての役割に注目したのか?
僕がビットコインに少額ながら投資を始めたのは、
資産5,000万円に到達し、一定の土台ができたからこそ、
「これからの時代に備える動き」を取り入れたいと思ったからです。
特にビットコインは、
- 発行量が固定=希少性がある
- 政治や経済の影響を受けにくい(非中央集権)
- 国境を超えて使える=グローバル資産
といった特徴があり、「デジタルの時代における金(ゴールド)」として期待されるのも納得できる構造になっています。
もちろん、値動きは激しく、ボラティリティも大きい。
でも、それを理解したうえで資産の3%未満にとどめて持つというスタンスなら、
十分にリスクを管理しながら向き合えると判断しました。
おわりに:「資産を守る」ための、選択肢のひとつとして
インデックス投資という王道を続けながら、
一部でビットコインという“新しい概念”にも向き合う。
これは僕にとって、攻めではなく守りの分散だと思っています。
ビットコインは確かに値動きが激しいし、すべての人に向いているとは思いません。
でも、「貯金だけでいいのか?」「この先の10年、通貨の価値はどうなるのか?」
そう思い始めた方には、学びながら向き合ってみる価値はあると感じています。