資産形成は夫婦のチーム戦!わが家の共有ルールと価値観のすり合わせ方

お金の話、夫婦でちゃんとできていますか?
結婚して家計を一緒にする中で、避けて通れないのが「お金の話」。
センシティブな話題なだけに慎重に夫婦といえど慎重に話をしなければなりません。
- どこまで共有すべきか?
- 投資はする?しない?
- 万が一の備えはどう考える?
僕たち夫婦は最初はお金の話でケンカをすることもありました。
でも、資産形成を本気で考えるようになってからは、夫婦で“同じ方向を見る”ことの大切さを実感するようになったんです。
1. お金の“現状”をまず共有した
僕たちがまず最初にやったのは、「今どれくらいお金があるか?何に使っているか?」を一緒に整理することでした。
- 銀行口座の残高
- 保険の契約内容
- 毎月の生活費・固定費
- 投資信託や仮想通貨などの運用状況
健康診断を受けないと病気であることが発見しづらいように
現状の状態を把握しないと家計のどこに問題があるのか見えてきません。
このステップがなければ、「なんとなく不安」「よくわからないから口を出せない」という状態のまま進んでしまっていたと思います。
2. “価値観の違い”を否定しない
次に意識したのは、「お金の使い方」に対する価値観の違いを否定しないこと。
例えば、僕は「投資でリスクを取りすぎるタイプ」、妻は「リスクを避けるタイプ」。
この違いをどちらかが正しい・間違っていると決めつけるのではなく、
お互いが納得できるバランスの取れた落とし所を探るというスタンスで話すことを心がけました。
3. わが家の“共有ルール”はシンプルに
複雑すぎる仕組みは長続きしません。
そこで僕たちは、以下のようなシンプルで明快なルールを決めました。
- 家計簿アプリ(マネーフォワード)でお互いの支出を可視化
- 給料日に一定額を投資用口座へ自動送金
- 投資信託や個別株に追加投資する際には必ず相談
- お小遣いの範囲内の出費に関しては口出ししない
このくらい“緩いルール”だからこそ、無理なく続けられていると思います。
4. 投資への理解は少しずつ育てる
最初、妻は「投資=危ない」という印象を持っていました。
でも、僕が実際にインデックス投資や高配当株で積み立てているのを一緒に確認したり、暴落時でも冷静に保有を続けている様子を見て、少しずつ理解を深めてくれました。
いきなり“同じ温度感”になる必要はない。
時間をかけて、一緒に学ぶことが大事だなと感じています。
おわりに:夫婦で“同じ目標”を持つということ
お金の話は、感情が絡むから難しい。
でも、お金に対する価値観や方向性がズレたままだと、いくら貯めても安心は生まれません。
僕たち夫婦にとって資産形成は、
「お金を貯めること」だけじゃなく、「どう生きたいかを共有するプロセス」でもあります。
これからも、時にはすり合わせを繰り返しながら、
“同じ目標”を持って歩んでいけたらいいなと思っています。