貯金だけではダメ!これからの日本で投資が絶対に必要な理由

こんにちは、さんまるです。
今回は「なぜ今、貯金だけではダメなのか?なぜ投資が必要なのか?」というテーマでお話しします。
かつての日本では、貯金しておけば安心という時代がありました。
銀行にお金を預けておけば利息がつき、老後も安心――そんな価値観はもはや過去のものです。
これからの日本で生きていくには、「投資」はもはや一部の人の選択肢ではなく、誰にとっても必要な“時代の要請”だと僕は考えています。
理由①:インフレによるお金の価値の低下
ここ数年で食品、日用品、光熱費、保険料など、あらゆるものが値上がりしています。
これは物価が高くなっているという見方もできますが、お金の価値が低下しているとも言えます。
貯金は「減らない」ように見えて、インフレの波にさらされて「買えるものが少なくなっていく」。
だからこそ、インフレに対応できる「資産を持つ=投資」が重要になるんです。
理由②:増税社会の到来
日本は少子高齢化が進み、医療費・年金・介護などの社会保障費が増え続けています。
その結果、消費税、所得税、社会保険料などの負担がどんどん重くなっているのが現状です。
つまり、「働いて得たお金」は、これからどんどん“取り上げられやすく”なるということ。
一方で、資産所得(投資で得られるお金)には優遇税制がある場合もあります(例:NISA、分離課税など)。
「労働所得だけに頼る=税金の重みに耐え続ける」
だからこそ、投資というもう一つの収入源を持つことが重要なんです。
理由③:給料が上がらない現実
長年働いても給料がほとんど上がらない――そんな実感を持っている人は少なくないはず。
日本企業は内部留保を溜め込む傾向が強く、給与へ還元するスピードが鈍い。
特にインフレが進む今の環境では、給料が増えない=実質的な生活レベルが落ちていくという意味になります。
一方で日本企業の株主への還元は年々増加しており、配当金総額は4年連続過去最高。
この差はどんどん拡大していっています。
「おかしいじゃないか!もっと労働者に還元すべき!」と思う気持ちは痛いほどわかります。
しかし、資本主義はこういうルールなのです。
このルールは変わることがあるかもしれませんが、すぐには変わりません。
ルールが変わるのを待つよりも有利はポジションに立つ方が懸命な選択だとおもいませんか?
投資をすることでこの株主という有利になるポジションになることができるんです。
「働いても豊かになれない時代」において、お金にも働いてもらう=投資は、生活を守るための大切な手段です。
理由④:国債発行による「円の価値の下落」
日本はGDPを大きく超える規模の借金(国債)を抱えています。
国の借金が増えるほど、「円」という通貨の信用は下がりやすくなります。
それにより起こるのが、円安・物価高・購買力の低下。
将来的に、いくら貯金をしていても「そのお金で買えるもの」が減ってしまう可能性があるんです。
特に直近の選挙では減税を訴える政党が増えてきましたが、その財源の多くが国債の発行です。このままでは国債の発行ペースは加速するとおもいますので、さらなる価値の低下を招く結果になりかねません。
だからこそ、「円」だけを持つのではなく、株式や投資信託、外貨資産など、円以外の資産に分散させることが重要になってきます。
僕が実際にやっている投資
僕自身は、まずインデックス投資を月3万円からスタートしました。
慣れてきたら徐々に金額を増やし、いまでは高配当株やREITも組み合わせながら資産形成をしています。
難しそうに思えるかもしれませんが、今は「NISA」や「つみたてNISA(新NISA)」を活用すれば、誰でも少額から投資をスタートできる時代です。
まとめ|「貯金だけ」は、もはやリスクの時代
貯金がダメなわけではありません。
でも、「貯金だけでいい」という時代は終わりました。
インフレ、増税、低成長、円安――
こうした時代の波に立ち向かうために、投資という選択肢を持っておくことが、自分と家族の未来を守るための“防衛策”だと僕は思っています。
もしあなたが「投資が怖い」「損をしたらどうしよう」と感じているなら、
まずは月3万円から、インデックス投資を始めてみてください。
未来を変える一歩は、いつだって「小さなスタート」からです。