生活防衛資金はいくら必要?僕の設定基準と考え方を紹介します

こんにちは、さんまるです。
今回は、資産形成の“土台”とも言える「生活防衛資金」について、僕自身の考え方と設定基準をご紹介します。
生活防衛資金とは?
生活防衛資金とは、その名の通り「生活を守るためのお金」です。
万が一、収入が止まったときや大きな出費が発生したときでも、一定期間生活を維持できる“守りのための資金”と考えています。
このお金は投資には回さず、資産形成の土台としてしっかり確保しておくもの。
いざというときに慌てないための「自分と家族を守る盾」だと思っています。
なぜ生活防衛資金が必要なのか?
僕も以前は「とにかく投資に回して増やすべき」と考えていました。
しかし、実際に家計を見直していく中で感じたのは、土台がない状態ではいざという時に投資を継続できないということ。
特に子どもがいると、想定外の支出も増えます。
そんな時に備えて「投資とは別で安心できるお金がある」という状態は、精神的に大きな支えになります。
僕の生活防衛資金の設定基準
僕は現在、生活費の1年分を生活防衛資金として確保しています。
我が家の月間生活費は多い月で25万円なので、300万円がその目安です。
正社員で共働きのため、比較的安定した収入基盤はありますが、子どもがいるからこそ、余裕を持った資金設定にしています。
✅ 生活防衛資金の管理方法
専用の口座は作らず、夫婦の口座に半分ずつ分けて保管しています。
どちらか一方に何かあっても、すぐにそれぞれが対応できるようにしておくのが目的です。
一見、非効率に見えるかもしれませんが、「すぐ使える」「どちらでも引き出せる」という安心感が大きなメリットです。
どこまで貯めれば安心か?は“その人の立場と価値観次第”
- フリーランスや自営業で収入が不安定な人:9ヶ月〜1年分
- 正社員や公務員など、安定した収入がある人:3〜6ヶ月分
- 子育て中や持病がある家庭:より長めに確保
「何ヶ月分あれば安心できるか」は人それぞれです。
自分にとっての“リスク許容度”を明確にすることが大事だと思っています。
生活防衛資金があると、投資が継続しやすくなる
この資金があることで、
- 株価が下がっても投資を継続できる
- 突発的な支出に動じずにいられる
- 精神的にブレずに積み立て投資を継続できる
といった効果を実感しています。
僕にとって、生活防衛資金は“投資を続けるための要”でもあります。
まとめ|守りの土台があってこそ、攻めが活きる
生活防衛資金は“お金を増やす”ためのものではありません。
でも、それがあるからこそ“お金を増やす挑戦”ができる。
投資や副業など、攻めの行動を支えるのは、こうした「守りの備え」です。
まだ準備できていない人は、投資と並行して生活防衛資金の準備も始めてください。
ぜひ、“安心できるライン”を見つけて、資産形成の土台を一緒に整えていきましょう。