支出管理は“節約”より“仕組み化”が大事

「節約しなきゃ」と思い続けていた頃の話
こんにちは、さんまるです。
僕はこれまで、資産形成のためにいろいろな節約術を試してきました。
- 1日1食生活で食費を減らす
- 夏は冷水でシャワー、冬は暖房をつけない
- 体調が悪くてもギリギリまで病院にいかない
- 下着や靴下が破れても買い替えない
最初はうまくいったように思えても、だんだん疲れてしまうんですよね。
節約が続かない → 出費が増える → 自己嫌悪になる、という悪循環…。
そんな経験を繰り返すうちに気づいたのは、
「節約=頑張るもの」にしている限り、絶対に長続きしないということでした。
節約に疲れて気づいた、“仕組み”の大切さ
資産5,000万円を達成できた理由のひとつは、
「支出の管理を、意志で行うのではなく仕組み化すること」でした。
日々の支出をいちいち我慢するよりも、
あらかじめ仕組みを作ってしまえば、お金は自然と残るようになります。
ここからは、実際に僕が支出管理を仕組み化してラクになった方法を3つ紹介します。
① 給料日に「先取り」で投資・貯金を自動化
昔は「月末に余ったお金を貯金しよう」と思っていました。
でも実際は、なかなか残らない。気づけば使い切って終わり…。
そこでやり方を変えました。
- 給料が入ったら、すぐに一定額を投資用・貯金用口座へ移す
- 残ったお金だけでやりくりする
- 最初から“使えるお金”を制限することで、自然と浪費が減る
これを始めてから、貯金額が安定するようになりました。
② 固定費を見直して、「何もしなくてもお金が残る」状態に
支出を減らすなら、まずは変動費より固定費です。
なぜなら、一度見直せば、意志の力を使わずにずっと効果が続くからです。
僕が見直した固定費の例:
- スマホを大手キャリアから格安SIMへ
- 家賃が安い賃貸に引っ越し
- 不要な保険をすべて解約
これだけでも、毎月数万円以上の支出が減りました。
しかも、我慢する必要がほとんどありません。
③ 家計簿は「記録」より“自動化”と“把握”に切り替えた
以前は、家計簿を紙のノートにペンで記載していましたが、
かなり面倒で、何度も挫折しておりました。
そんな中で取り入れたのが、
家計簿アプリ(マネーフォワードME)とキャッシュレス決済の組み合わせです。
- クレカやQR決済を使えば、支出が自動でアプリに記録される
- 銀行口座・証券口座とも連携できて、家計の全体像が一目で見える
今では、毎月月末にアプリをざっと見て、
「今月は食費が多かったな」「来月はここを抑えよう」くらいの振り返りだけでOK。
記録のストレスがなくなり、家計管理が“楽しい作業”に変わりました。
おわりに:「節約」よりも「続けられる仕組み」を
家計管理で大事なのは、頑張ることよりも“続けられる形”を作ることだと思います。
節約は確かに効果的ですが、
我慢ばかりの方法は、いずれ疲れてやめてしまう。
それよりも、
- 投資・貯金の自動化
- 固定費の最適化
- 家計簿の仕組み化
こうした仕組みで“無意識のうちにお金が残る状態”を作るほうが、ずっとラクで効果的です。
将来の自由な暮らしのために、
「節約しなきゃ…」と頑張るのではなく、
仕組みで自然とお金が残る日常を整えていきましょう。