働くだけが収入じゃない。“お金に働いてもらう”考え方とは?

こんにちは、さんまるです。
今日は「お金の働かせ方」についてお話します。
もしあなたが「収入=労働時間」だと思っていたら、それはジリ貧な考え方です
現代は、「お金に働いてもらう」ことが当たり前にできる時代なんです。
毎日働いているのに、なぜ豊かにならないのか?
多くの人が、「働けばお金がもらえる」ので、
朝から晩まで仕事に追われる生活を送っています。
けれども現実は――
- 残業しても給料はほとんど変わらない
- 物価は上がるのに、収入は据え置き
- 頑張って貯金しても、利息は雀の涙
こんな生活が「ラットレース」と呼ばれるものです。
まるでハムスターが回し車を走り続けているように、ずっと働いているのに、前に進んでいる実感が得られない。そんな働き方です。
資本主義では「労働者」が最も報われにくい
これは偶然ではありません。
資本主義社会は「資本(お金)を持っている人」が有利になる構造だからです。
経済学者トマ・ピケティは著書の中で、こう表現しました。
r > g(資本収益率 > 経済成長率)
この不等式が意味するのは、
「働いて得られる収入の伸び(g)」よりも、
「資産を持って得られる収益(r)」のほうが早く増えるということ。
つまり、働いているだけではお金持ちにはなれないという、ちょっとショッキングな真実です。
「お金に働いてもらう」とは、資本家の視点を持つこと
この構造に対抗する方法はひとつ。
労働者として働くだけでなく、資本家の立場に立つことです。
具体的には、
- 株式投資から配当金を得る
- 債券から利息収入を得る
- 不動産から家賃収入を得る
- ETFや投資信託を通じて資産全体の成長を享受する
これらはすべて「お金に働いてもらう」=不労所得を得る手段です。
労働だけに頼らない生き方をつくることができます。
インデックス投資は“お金に働いてもらう”第一歩にちょうどいい
特におすすめなのが、インデックス投資です。
これは、オルカンやS&P500といった市場全体に投資する方法。
- ✅ 知識が少なくても始められる
- ✅ 少額から積立可能
- ✅ 世界経済の成長をコツコツ享受できる
- ✅ 資産を保有する側(資本家側)に回れる
投資=ギャンブルという誤解もありますが、インデックス投資は仕組みさえ理解すれば極めて堅実な方法です。
私も月3万円からスタートしました
私自身、最初はS&P500連動の投資信託に月3万円からスタートしました。
最初は配当金も微々たるものでしたが、積み上がると「お金が働いてくれている」実感が出てきます。
今では高配当株なども併用しながら、働かなくても入ってくる収入の柱を育てています。
まとめ|「労働だけに頼らない」意識を持とう
この時代、働くだけでは豊かになれないのはもはや事実です。
r > g の社会では、資産を持たない限り、格差は広がっていく一方。
でも、インデックス投資のように、
誰でも始められて、コツコツ続けられる仕組みはちゃんと存在しています。
“お金に働いてもらう”仕組みを少しずつ作っていけば、
将来の安心や、時間の余裕を自分の手でつかむことができる。
そう信じて、今日も私は投資を続けています。