なぜ僕がREITに投資するのか?|“不労所得”の本質に気づかされた話

こんにちは、さんまるです。
今回は僕が実際に投資している資産クラスの一つ、「REIT(リート)」について記事を書いていきます。
「不動産収入がほしいけど、物件購入はハードルが高い…」
そんなふうに感じている方にこそ、REITという選択肢を知ってほしいと思っています。
REITを始めた理由|“不労所得”が、実は不労じゃなかった
実は僕も最初は「不動産収入がほしい」と思って、実物不動産を検討していました。
けれども、いざ調べてみると…
- 空室リスク
- 流動性の低さ(すぐに売れない)
- 金利上昇リスク
- 設備の老朽化や修繕費用
- 入居者や業者とのやりとりの煩雑さ
とにかく、想像以上に考えることが多すぎて「これはもう、労働じゃないか?」と思ってしまったんです。
さらに、資金もまとまって必要になるため、どうしても集中投資になりやすい。
「インカムの分散がしたい」と思っていたのに、これでは本末転倒でした。
そんなときに出会ったのが「REIT」でした。
僕が投資しているREIT|NFJ-REIT(1343)
現在僕が投資しているのは「NFJ-REIT(1343)」というETF。
これは、東証REIT指数に連動するETFで、日本全国のさまざまな不動産にまるっと分散投資ができる金融商品です。
僕がREIT銘柄を選ぶときに意識しているのは、次の2つのポイントです。
- ✅ 分散性(複数物件に分かれているか)
- ✅ 手間のかからなさ(放置しててもOKか)
NFJ-REITは信託報酬も0.1705%と非常に低く、純資産額も5,000億円を超えているので流動性も安心。
まさに「ほったらかし投資」が実現できています。
REITのメリット|分配金と分散性の両立
REITに投資していて、僕が実感しているメリットは以下の通りです。
✅ 高めの分配金
配当利回りは4.23%前後(2025年7月31日時点)と、非常に満足度が高いです。
しかも、年4回の分配なので受け取りの頻度も多く、キャッシュフローが安定しています。
✅ 株式とは違う値動き
REITは不動産市場と連動するため、株式とは異なる動きをする傾向があります。
実際に、僕のポートフォリオでもREITがバランス役を担ってくれています。
デメリットとリスク|“コントロールできないこと”を許容できるか?
もちろん、REITにも注意点はあります。
- ✅ 日本は利上げ局面に入っており、REITの収益が悪化する可能性がある
- ✅ 不動産市況や金利の動向に影響を受けやすい
ただ、こうした「自分でコントロールできないリスク」については、
逆に「自動でやってくれる仕組み」として受け入れています。
自分で物件を探したり、修繕対応をしたりするよりも、低コストで手放し投資ができるREITの方が、僕にとっては圧倒的に魅力的でした。
どんな人に向いているか?
REITは、こんな方におすすめです。
- ✅ 不動産投資に興味はあるけど、手間はかけたくない人
- ✅ インカム収入を分散させたい人
- ✅ 株以外の資産クラスをポートフォリオに加えたい人
とくに「実労働をせずに収益を得たい」人には、REITは相性抜群だと思います。
僕にとってのREITの役割
REITは、僕のポートフォリオの中では次のような役割を担っています。
- ✅ 株式とは違う値動きでバランスを取る
- ✅ 安定したインカム収入を生み出す柱のひとつ
“自動で働いてくれる資産”として、これからも長く付き合っていく予定です。
まとめ|“分散 × 放置 × 安定収入”を実現できる選択肢
REITは、実物不動産のようなリスクや手間を避けつつ、不動産収入の魅力をしっかり享受できる優れた資産クラスです。
「資産運用は株式だけじゃ物足りない」
「でも、不動産投資はハードルが高すぎる」
そんなあなたにこそ、一度REITという選択肢を見てみてほしいと思います。