【保有銘柄シリーズ#13】三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)

こんにちは、さんまるです。
今回は、国内最大手のメガバンク「三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)」についてご紹介します。
数年前までは「銀行株=万年割安株」と思われていましたが、実はこの10年で配当金が約5倍に増えた成長企業でもあります。
三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)ってどんな会社?
三菱UFJフィナンシャル・グループは、三菱UFJ銀行を中核とした日本最大の金融グループです。
預金残高は日本一、さらに米国の大手証券会社「モルガン・スタンレー」を傘下に持ち、グローバル展開も進めている企業です。
直近では、国内金利の上昇や米国事業の成長を背景に、過去最高益を更新中。安定感と成長性を兼ね備えた金融株として注目されています。
僕が三菱UFJを保有している理由
✅ 日本一の預金残高を持つ安定基盤のあるメガバンク
✅ モルガン・スタンレーを傘下に持ち、海外でもしっかり利益を稼げる
✅ 金利上昇が追い風となり、最高益を更新中
✅ この10年で配当金が約5倍に増加した実績
国内外の景気に影響されやすい面はありますが、増配力とグローバルな収益源を持つ点が魅力です。
現在の配当利回り(2025年7月28日時点)
三菱UFJの配当利回りは約3.32%。
一見すると高配当とは言えませんが、注目すべきは過去10年で配当金が約5倍に増えた増配実績です。
「今は高利回りでなくても、将来にわたって伸びる期待がある」そんなタイプの銘柄です。
株主優待はなし
三菱UFJは株主優待制度はありませんが、配当を通じてしっかり株主還元をしています。
購入検討ライン
✅ 配当利回り4.0%以上
銀行株は景気や金利に左右されやすいため、割安なタイミングで拾うのが理想。
利回り4%超えを目安に検討しています。
配当履歴と安定性の印象
✅ コロナショック時でも減配なし&増配継続
✅ 金利環境が改善する中で、配当金も上昇基調
メガバンクでありながら、積極的な株主還元姿勢が感じられます。
今後への期待と注意点
✅ 期待ポイント
・日本国内の金利上昇は追い風
・モルガン・スタンレーを通じたグローバル収益の拡大
・銀行業全体に増配傾向が続く可能性あり
⚠️ 注意点
・景気動向に大きく左右される業種
・金利、為替の影響を強く受ける(特に米国)
・米国のリセッション懸念なども業績に影響を与えるリスクあり
まとめ|「攻守バランス型」のメガバンク株
三菱UFJは、国内外でしっかり稼げる収益基盤と、着実な増配実績を持つメガバンクです。
利回りだけでなく「増配力」や「海外展開」を重視したい方にとっては、中長期で持つ価値のある銘柄だと感じています。
配当株の軸として、攻守のバランスが取れた選択肢のひとつとして検討してみてはいかがでしょうか?