【保有銘柄シリーズ#11】INPEX(1605)

こんにちは、さんまるです。
今回は、日本のエネルギー供給を支える“国策銘柄”とも言える【INPEX(1605)】をご紹介します。
石油・天然ガスといったインフラ業種でありながら、2025年から累進配当をスタートするなど、株主還元にも積極的な企業です。
INPEX(1605)ってどんな会社?
INPEX(インペックス)は、日本最大の石油・天然ガス開発企業で、国内外のエネルギー供給において重要な役割を担っている企業です。
政府が筆頭株主ということもあり、国策企業としての側面もあり、安定感のあるビジネスモデルが魅力です。
事業の性質上、世界経済や資源価格に影響を受ける場面はあるものの、長期的な視点では安定的な収益を期待できるインフラ企業と言えます。
僕がINPEXを保有している理由
✅ 石油・天然ガスというインフラ事業で安定需要
✅ 政府保有株がある国策企業としての安定感
✅ 2025年から累進配当を宣言しており、減配リスクが低下
✅ 自己資本比率60%超の健全な財務体質
累進配当を明言したことで、より「長期投資向き」の銘柄になったと感じています。
現在の配当利回り(2025年7月25日時点)
INPEXの配当利回りは約4.28%と高水準。
エネルギーセクターということで株価の変動はあるものの、累進配当スタートにより今後の配当安定性にも期待が持てます。
株主優待もあり!
INPEXは配当に加えてQUOカードの株主優待も実施しています。
保有株数 | 1年以上2年未満 | 2年以上3年未満 | 3年以上 |
400〜799株 | 1000円分 | 2000円分 | 3000円分 |
800株以上 | 2000円分 | 3000円分 | 5000円分 |
購入検討ライン
✅ 配当利回り4.5%以上
資源価格の上下によって収益は変動しやすいため、利回りがやや高めになったタイミングでの購入を狙っています。
配当履歴と安定性の印象
✅ 過去には減配や無配の実績あり
✅ しかし近年は増配傾向が続いており、2025年から累進配当を導入
「減配しない方針」を打ち出したことで、投資家にとって安心感がグッと増した銘柄だといえます。
今後への期待と注意点
✅ 期待ポイント
・国策企業としての立ち位置は非常に強い
・中東やオーストラリアなどでの新規開発も進行中
⚠️ 注意点
・原油・天然ガスの価格に業績が大きく左右される
・為替(ドル円)の影響も大きいため、外部環境に敏感
まとめ|高配当と安定需要が魅力のエネルギー株
INPEXは、資源価格の影響を受けやすいという側面はあるものの、長期で見れば安定需要×国策×高配当という三拍子がそろった銘柄。
2025年からの累進配当導入で、「高配当株としての地位」をさらに確立しつつあると感じています。
ポートフォリオにエネルギー系の分散を取り入れたい方におすすめです!