【銘柄解説シリーズ#07】センコーグループHD(9069)

こんにちは、さんまるです。
今回は、日本の物流を陰で支える実力派企業「センコーグループホールディングス(9069)」をご紹介します。
配当利回りは高くないものの、20年以上減配していない安定感のある銘柄です。
センコーグループHD(9069)ってどんな会社?
センコーグループは、主に物流・倉庫業を中心に、商事・ライフサポート事業なども展開する総合企業です。
とくに食品・日用品・化学品といった生活に欠かせないモノの流通を支えるサプライチェーンに強く、景気に左右されにくい「ディフェンシブ銘柄」として注目されています。
僕がセンコーグループHDを保有している理由
✅ 社会インフラを支える物流業という安定業種
✅ 売上・利益ともに右肩上がりの成長を継続
✅ ROEは8%超と資本効率も良好
✅ 20年以上減配なしという驚異的な安定性
配当利回りだけでなく、「安心して保有できるかどうか」も大切な判断材料としています。
現在の配当利回り(2025年7月25日時点)
センコーグループHDの配当利回りは約2.42%。
単純な数字だけを見ると物足りなく感じるかもしれませんが、20年以上にわたって一度も減配していない実績は、何よりも大きな安心材料になります。
株主優待はなし
株主優待制度は現時点では実施していません。
そのぶん、配当金での還元と企業価値の成長に期待を寄せています。
購入検討ライン
✅ 利回り3.8%以上
業種特性や過去の安定性を考慮して、利回りが一定ラインまで上がったタイミングで購入を検討しています。
市場の下落局面でチャンスが来るかもしれません。
配当履歴と安定性の印象
✅ リーマンショックやコロナショックでも減配なし
✅ 20年以上非減配という実績は国内トップクラス
こうした実績があるからこそ、安心して「長期保有の柱」としてポートフォリオに組み入れています。
今後への期待と注意点
✅ 期待ポイント
・eコマース拡大による物流需要の継続的な成長
・倉庫や3PL(物流一括受託)へのニーズ拡大も追い風
⚠️ 注意点
・業界全体の課題である「トラックドライバーの人手不足」への対応
・人件費の上昇が利益を圧迫しないか注視が必要です
まとめ|「配当の安定性」を重視する人におすすめの堅実銘柄
センコーグループHDは、配当利回りこそ控えめですが、その安定性と継続性は群を抜いています。
物流というディフェンシブ業種の中でも、実績と成長性を兼ね備えた数少ない企業のひとつ。
配当金で安心を得たい人、堅実な銘柄で資産を積み上げたい人にはぴったりの選択肢です。
次回もまた、注目の高配当・優良株を紹介していきます。お楽しみに!