【保有銘柄シリーズ#31】日清オイリオグループ(2602)

こんにちは、さんまるです。
今回は、食用油でおなじみ「日清オイリオグループ(2602)」をご紹介します。
景気の変動を受けにくいディフェンシブな業種ながら、配当利回りは3.5%超と魅力的な水準。20年以上減配していない実績もあり、長期保有にぴったりの安心感ある銘柄です。
日清オイリオグループ(2602)ってどんな会社?
日清オイリオグループは、食用油の国内大手メーカーです。
スーパーでよく目にする「日清キャノーラ油」など、誰もが一度は手にしたことのある商品を多数展開しています。
家庭用にとどまらず、業務用や工業用の油脂製品も手がけており、日本の食生活を根底から支える企業です。
僕が日清オイリオを保有している理由
✅ 食品セクターでは珍しい高配当銘柄
✅ 景気変動に強いディフェンシブ業種
✅ 20年以上非減配という圧倒的安定感
✅ 自己資本比率40%超の堅実経営
ポートフォリオに安定感を加えたいとき、この銘柄は非常に頼れる存在です。
現在の配当利回り(2025年7月28日時点)
日清オイリオの配当利回りは、約3.52%。
配当利回りは食品銘柄としてはかなり高水準。インフラ的な需要がある商品を扱っている企業としては、非常に魅力的です。
株主優待について
✅ 自社製品の詰め合わせがもらえます
- 100株以上:1,500円相当
- 200株以上:3,000円相当
「自社製品」と言っても内容は実用的で、普段の食卓でしっかり使える優待。主婦(主夫)層や家計意識の高い方には嬉しい内容です。
購入検討ライン
✅ 配当利回り3.5%以上
これ以上の水準であれば、株主優待も含めて総合利回りの満足度がかなり高まると感じています。
配当履歴と安定性の印象
✅ 20年以上非減配の実績あり
✅ リーマンショックやコロナショックでも配当維持
この実績が、長期保有する上での大きな安心材料です。ポートフォリオ全体の安定性を高める“守りの要”になってくれます。
今後への期待と注意点
✅ 期待ポイント
- 安定した需要があり、原材料価格が落ち着けば業績にもプラス
- 優待と配当を合わせた実質利回りの高さ
⚠️ 注意点
- 原材料高騰を価格に転嫁できるかが業績のカギ
- 国内売上が大半を占めているため、急成長は望みにくい
- 海外展開をどれだけ広げられるかが今後の成長のポイント
まとめ|安定性と実用性の“両得”銘柄
日清オイリオは、ディフェンシブで高配当、優待あり、そして非減配継続中と、長期投資家にとって安心感抜群の銘柄です。
爆発的な成長こそ望めませんが、ポートフォリオに“地盤”として組み込んでおきたい1社。
あなたもぜひ、日清オイリオをチェックしてみてくださいね。