【保有銘柄シリーズ#21】野村不動産HD(3231)

こんにちは、さんまるです。
今回は、14年非減配・増配傾向を続ける国内大手の不動産会社「野村不動産ホールディングス(3231)」をご紹介します。
景気敏感な不動産業界にありながら、安定した配当と業績成長が魅力の銘柄です。
野村不動産HD(3231)ってどんな会社?
野村不動産HDは、マンション開発「プラウド」シリーズを中心とした住宅分譲、オフィスビルの賃貸・管理運営、そして物流施設やシニア住宅などを手がける総合不動産会社です。
最近では、物流施設や再開発事業にも力を入れており、バランスの良い収益構造を築いています。
僕が野村不動産HDを保有している理由
✅ 国内大手の総合不動産としての安心感
✅ 業績は過去最高更新中で絶好調
✅ 景気敏感な業種なのに14年非減配&増配傾向
✅ 配当利回りも高水準でインカム狙いに最適
景気動向の影響は受けやすい業種ですが、長期で配当を維持してきた実績と財務の健全さから、安心して保有できる企業だと感じています。
現在の配当利回り(2025年7月28日時点)
野村不動産HDの配当利回りは約4.23%と、業界内でも高水準。
業績が堅調な今、増配の余地もあると見ており、インカムゲインを重視する方には注目の水準です。
株主優待はナシ
現在、株主優待制度は実施していません。
しかしその分、配当でしっかりと株主に還元してくれています。
購入検討ライン
✅ 利回り4.0%以上で購入を検討。
景気に左右されるセクターなので、より慎重に判断するために高めの利回りでの購入を意識しています。
配当履歴と安定性の印象
✅ リーマンショックでは減配したものの、それ以降は14年非減配を継続
✅ コロナショックでも減配せず、安定的な株主還元を維持
近年の増配傾向も好印象で、不動産銘柄の中では配当面の信頼性が高い部類に入ると思います。
今後への期待と注意点
✅ 期待ポイント
- 物流施設・都市再開発など成長分野への注力
- 景気回復に伴う住宅需要の持ち直し
- 賃貸や管理事業の安定収益
⚠️ 注意点
- 金利上昇局面では資金調達コストが増大し業績圧迫の懸念
- 景気悪化による住宅・不動産需要の鈍化
「不動産×高配当」の魅力を持ちながらも、景気や金利の影響を強く受ける点には引き続き注意が必要です。
まとめ|高配当×非減配の実績で選ぶならアリな1銘柄
野村不動産HDは、不動産業界の中でも配当の安定性と成長性のバランスが良い銘柄です。
- 高配当かつ非減配でインカム狙いにぴったり
- 総合不動産として事業分散が進んでおり、一本足打法ではない安心感あり
「不動産株=不安定」という印象を持っている人にこそ、ぜひチェックしてみてほしい銘柄です。