【保有銘柄シリーズ#06】日東富士製粉(2003)

こんにちは、さんまるです。
今回は、国内製粉業界4位の実力を誇る「日東富士製粉(2003)」をご紹介します。
ディフェンシブな業種でありながら、累進配当の方針を打ち出している注目の高配当株です。
日東富士製粉(2003)ってどんな会社?
日東富士製粉は、小麦粉やプレミックス製品などを製造・販売する、国内有数の製粉会社です。
業界では日清製粉、ニップン、昭和産業に次ぐ第4位のポジションを確保しており、パンや麺類、お菓子などの食品原料として広く活用されています。
生活必需品を支える「食品インフラ」の一角を担う存在であり、景気に左右されにくい業種です。
僕が日東富士製粉を保有している理由
✅ 国内第4位の製粉メーカーで安定した業界ポジション
✅ 売上・利益が堅調に推移しており、右肩上がりの業績
✅ 自己資本比率70%超、ROE8%超の健全な財務体質
✅ 累進配当を宣言しており、配当維持・増配への安心感がある
ディフェンシブ業種かつ累進配当銘柄というバランスの良さに惹かれました。
現在の配当利回り(2025年7月25日時点)
日東富士製粉の配当利回りは、約3.86%。
派手さはないものの、業績の安定性や累進配当の安心感を加味すれば、長期保有に適した魅力的な利回り水準だと思います。
株主優待はなし
現時点で株主優待の制度はありませんが、配当方針の明確さがその分評価できます。
購入検討ライン
日東富士製粉の購入検討ラインは利回り4.0%以上。
ディフェンシブな業種で大きな成長は見込めなくても、利回りが一定水準を超えれば十分に魅力的だと考えています。
配当履歴と安定性の印象
✅ 累進配当(減配せず維持または増配)を明言しており、株主還元への姿勢は非常に積極的
✅ 業績の安定感があり、長期保有によるリターンが期待できる銘柄
今後への期待と注意点
✅ 期待ポイント
・ディフェンシブ業種で景気変動に強い
・業界内でのポジションは安定しており、原料調達から製品開発までの一貫体制
⚠️ 注意点
・原材料費の高騰が利益を圧迫する可能性
・競合他社との価格競争が激化する中で、価格転嫁力が問われる
まとめ|堅実な業績と累進配当の安心感を求めるなら注目の1社
日東富士製粉は、製粉というニッチで堅実な業界に身を置きながら、累進配当という株主還元方針を掲げている数少ない存在です。
「大きくは増えないけど、着実に育つ」そんな銘柄を探している方にとって、まさにぴったりの選択肢ではないでしょうか?
ポートフォリオの“守りの要”として、一度チェックしてみてください。