【保有銘柄シリーズ#03】電源開発(9513)

こんにちは、さんまるです。
今回ご紹介するのは、日本の電力インフラを支える「電源開発(J-POWER)」です。
電力というライフラインに関わる企業でありながら、リーマンショック・東日本大震災・コロナ禍でも減配なしという、配当安定性が魅力の銘柄です。
電源開発(9513)ってどんな会社?
通称「J-POWER」とも呼ばれる電源開発は、国内外で発電事業を展開する総合電力会社です。
水力・火力・風力など多様な電源をもち、日本全国の発電インフラを担っています。
発電した電気を大手電力会社などに卸す「卸電力事業」がメインで、最近では海外にも展開を拡大。
国内インフラ企業としての堅実性と、グローバルな成長余地を併せ持つ企業です。
僕が電源開発を保有している理由
✅ 電力=なくならないインフラ需要、AIの普及によりさらなる需要増も見込める
✅ リーマン・震災・コロナでも減配なしの実績
✅ 配当性向が20%前後と低く、増配余地が大きい
✅ 海外売上比率18%超で将来の成長も期待
電力業界は規模も大きく景気に左右されにくいため、長期の安定保有に向いた銘柄だと判断しています。
現在の配当利回り(2025年7月25日時点)
電源開発の配当利回りは、約3.86%。
安定配当が魅力のインフラ企業としては、悪くない水準です。
株主優待はある?
❌ 株主優待制度はありません。
そのぶん、配当による実質的な還元を重視している印象です。
購入検討ライン
僕はこの銘柄については、利回り4.0%を超えたら検討対象としています。
減配実績がない銘柄の中では安心感が強く、割安感の判断基準にしています。
配当履歴と安定性について
✅ 10年以上減配なし
✅ リーマン・震災・コロナなどの大きな局面でも配当維持
電力というインフラ性と、慎重な財務運営が相まって、極めて安定した配当政策を実践してきた企業です。
配当性向も20%前後とかなり低く、将来の増配にもまだまだ余力があります。
今後への期待と注意点
✅ 期待ポイント
・日本の発電インフラを支える重要企業として、長期需要は安定
・再エネや海外展開など成長分野にも取り組んでいる
⚠️ 注意点
・燃料価格の高騰や為替など、外部要因に業績が左右されやすい
・設備投資額が大きく、初期投資の回収に時間がかかる点はリスク
まとめ|“堅実な電力会社”は長期ポートフォリオの支柱になる
電源開発は、高配当インフラ銘柄としての安定性と、今後の成長余地をバランスよく兼ね備えた企業です。
震災など有事にも減配せず、地味ながらも確かな実績を積み重ねている点に惹かれて保有を決めました。
「手堅くキャッシュを積み上げていきたい」
そんな方におすすめできる、僕のポートフォリオの“守り”の柱のひとつです。