「投資をしている人」と「していない人」で10年後にどう差がつくか?

こんにちは、さんまるです。
今回は、
「投資をしている人」と「していない人」では、将来どれほど差がつくのか?
というテーマでお話しします。
言葉よりも、まずはこのグラフを見てください。

※出典:金融庁ウェブサイト
このグラフは、金融庁が公表している積立シミュレーションをもとに、
「毎月3万円を、利回り5%で30年間積み立てた場合」の資産推移を表したものです。
- 緑の部分が「元本」(=自分が積み立てたお金)
- オレンジの部分が「運用益」(=増えたお金)
10年後にはどれだけ差がつくか?
もし投資せずにただ貯金していたら、
月3万円 × 12ヶ月 × 10年 = 360万円 になります。
一方で、5%で運用していた場合、運用益も含めて約460万円以上に増えている可能性があります。
たった10年で約100万円の差。
これが、複利の力です。
複利の力は指数関数的に増加!
そしてさらに、時間をかければかけるほど、その差は大きくなります。
30年間積み立てた場合:
- 元本:1,080万円
- 総資産:約2,500万円
- 運用益だけで:約1,400万円以上
ここまでくると「投資する/しない」の差は、
単なるお金の差ではなく、「人生の選択肢の差」になってきます。
「複利の力」を受け取っているか?
このグラフを見て感じてほしいのは、
複利というのは時間を味方につける仕組みだということ。
・最初の3年くらいは、ほとんど差がつかない
・10年後くらいから、少しずつ差がひらき始める
・20年、30年と経つと、爆発的に伸びる
つまり、早く始めることが何より大事なんです。
貯金だけでは「守る」ことしかできない
貯金はもちろん大切です。
でも、貯金だけではお金は絶対に増えません。
インフレや税金によって、お金の「実質的な価値」は下がっていく時代。
そんな中で資産を守るためには、
“守り”と“攻め”の両方が必要です。
- 守り:生活防衛資金・現金比率のコントロール
- 攻め:インデックス投資などの資産運用
このバランスを意識できる人こそ、将来の安心を手に入れられると僕は思います。
最初の一歩は「月3万円の積み立て」
いきなり大きな額を投資しようとする必要はありません。
僕自身も、S&P500に連動するインデックスファンドに、月3万円から始めました。
ポイントは…
- 投資を“生活の習慣”にする
- 「ないもの」として天引きする
- 時間を味方につける
始めてしまえば、あとは自分の代わりにお金が働いてくれる仕組みが回り始めます。
まとめ|10年後、どちらの未来を選びますか?
- 毎月コツコツ積み立てた人:資産+投資スキル+将来の安心
- 何もせずにいた人:貯金はそのまま、でも物価や税金で価値は目減り
時間は、どんなにお金持ちでも買い戻せない“資産”です。
だからこそ、「今この瞬間から始める」ことが一番のアドバンテージになります。