[東ソー(4042)]は優良高配当株なのか分析してみた【2024年7月27日時点】
[東ソー(4042)]への投資を検討しているけど・・・・・
- どんなことしている会社なの?
- 優良好配当株なの?
- 他の人の分析結果がしりたい!
このような悩みを抱えた人に向けた記事になっています。
この記事を読むと[東ソー(4042)]が優良高配当銘柄なのかがわかります。
- [東ソー(4042)]の業績・財務状況
- [東ソー(4042)]の株主還元姿勢
- [東ソー(4042)]がオススメ高配当銘柄であるか
基本情報
事業内容
世界有数の総合化学メーカー
世界シェアNo.1や国内シェアNo.1の製品を複数保有しております。
例えば、苛性ソーダは化学製品やアルミニウム、石鹸・洗剤などの原料になったり、
ざまざまな工業製品の製造に使用されるのですが、
東ソーは苛性ソーダの国内トップシェアであり約30%を占めています。
その他にも「合成ゴムのCMS」や「ファインセラミック用ジルコニア粉末」は
世界No.1 シェアとなっており、
[東ソー(4042)]は海外の売上が50%を超えるグローバルカンパニーです。
その他企業情報
証券コード | 4042 |
業種 | 化学 |
決算月 | 3月 |
配当支払月 | 6月 12月 |
時価総額 | 6557億円 |
上場年月 | 1949年5月 |
業績
売上・営業利益率
※出典:IR BANK
売上はブレブレで安定感がないですね
さすが景気敏感株ですね。
コロナショック以降は売上が下がっていましたが、
ここ2〜3年は売上が増加傾向ですので、今後も期待したいですね。
※出典:IR BANK
利益率は決して低いわけではなさそうです。
稼ぐ力はまあまあありそうです。
EPS
※出典:IR BANK
安定感のないEPS
景気敏感株という感じですね。
ただ、これだけEPSがブレブレでも配当金が累進配当となっているので
株主への還元意識の高さが伺えます。
ROE
※出典:IR BANK
ROEは決して優秀という感じではないですが、
同業他社と比較すると高水準となっています。
財務状況
自己資本比率
※出典:IR BANK
近年は自己資本比率が60%を超えており、財務は優良ですね。
株主還元姿勢
一株配当金・配当性向
※出典:IR BANK
配当金は10年以上減配なしです。
そして大幅に増配しております。
EPSがブレブレなので配当性向が高まっている年もあるのですが、
配当性向を上げてでも減配しない、こういう銘柄を長期で保有したいですね。
株主優待情報
[東ソー(4042)]は株主優待はありません。
結論:オススメ高配当銘柄!
景気敏感株で売上が景気動向にかなり影響を受けています。
ただ、売り上げが下がったとしても、すぐに回復しています。
やはり国内No.1シェアや世界No.1シェアの製品をいくつももっているのは強みですね。
そして売上動向にかかわらず配当金は減配なし、もしくは増配してくれているので
ぜひ保有したい高配当銘柄です。
直近3年の平均利回りは4.22%ですので、
利回りが4.5%を超えたら投資を検討してみてもいいのではないかと思います。
直近は株価が高くなって利回りが下がってしまっているので、
株価が落ちてきたタイミングをねらいたいですね。ご参考までに
ではでは