[日東富士製粉(2003)]は優良高配当株なのか分析してみた【2024年7月22日時点】
[日東富士製粉(2003)]への投資を検討しているけど・・・・・
- どんなことしている会社なの?
- 優良好配当株なの?
- 他の人の分析結果がしりたい!
このような悩みを抱えた人に向けた記事になっています。
この記事を読むと[日東富士製粉(2003)]が優良高配当銘柄なのかがわかります。
- [日東富士製粉(2003)]の業績・財務状況
- [日東富士製粉(2003)]の株主還元姿勢
- [日東富士製粉(2003)]がオススメ高配当銘柄であるか
基本情報
事業内容
名前の通り小麦を加工して売る製粉会社
小麦粉やパスタ粉などを家庭用と業務用に幅広く販売しています。
そして業界内では日清製粉、ニップン、昭和産業に次ぐ国内4位に位置している企業です。
製粉事業以外にはケンタッキーフライドチキンや牛角等のフライチャイジーで
外食事業もてがけています。
その他の企業情報
証券コード | 2003 |
業種 | 食料品 |
決算月 | 3月 |
配当支払月 | 6月 12月 |
時価総額 | 690億円 |
上場年月 | 1949年5月 |
業績
売上・営業利益率
※出典:IR BANK
売上高は絶好調ですね。
2024年3月期で過去最高を記録しています。
そしてさすがディフェンシブ銘柄という感じでコロナショック時でも
売上を落とすことなく、増収しているのは心強いです。
※出典:IR BANK
営業利益率はあまり高くないですね。
小麦粉を売るのは薄利多売で、あまり利益率は良さそうに思えませんから想像通りですね。
ただ同業他社である日清製粉やニップン、昭和産業よりも営業利益率が高いのは
素晴らしいですね。
EPS
※出典:IR BANK
過去10年のEPSはきれいな右肩上がりですね。
後述する株主還元姿勢を加味するとEPSが伸びれば、配当金も増配してくれそうなので、
今後のEPSの伸びに期待していきたいですね。
ROE
※出典:IR BANK
過去にはROEが低下している期間はありますが、
近年では安定して8%を超えており、十分に合格水準です。
財務状況
自己資本比率
※出典:IR BANK
自己資本比率は77%で超優良財務の企業ですね。
自己資本率が高く、小麦という安定した需要のある商品をあつかっているので、
倒産するリスクは極めて低そうですね。
株主還元姿勢
一株配当金・配当性向
※出典:IR BANK
一株配当金も右肩上がりですね。
特に2021年度からは配当性向が40%に引き上げられており大幅に伸びていますね。
そして2024年度は配当性向60%以上かつ累進配当が宣言されています。
※出典:日東富士製粉HP
株主還元に積極的な姿勢はすごくいいですね。
今後の配当維持もしくは増配が期待できますので、
いいタイミングで仕込むことができれば、安心して保有していられそうですね。
優待情報
[日東富士製粉(2003)]に株主優待はありません。
結論:オススメ高配当銘柄!
安定した需要のある商品を扱っているので、売上も安定的かつ右肩あがり。
そして近年では株主還元に積極的ですので、
ぜひポートフォリオに組み込みたい銘柄だと思いました。
直近3年の平均利回りは3.56%ですので、
利回りが3.8%を超えたら投資を検討してみてもいいのではないかと思います。
ポートフォリオの安定感を高めるためにはこういう銘柄はぜひ組み込みたいですね。
ではでは。