[ニホンフラッシュ(7820)]は優良高配当株なのか分析してみた【2024年8月18日時点】
[ニホンフラッシュ(7820)]への投資を検討しているけど・・・・・
- どんなことしている会社なの?
- 優良好配当株なの?
- 他の人の分析結果がしりたい!
このような悩みを抱えた人に向けた記事になっています。
この記事を読むと[ニホンフラッシュ(7820)]が優良高配当銘柄なのかがわかります。
- [ニホンフラッシュ(7820)]]の業績・財務状況
- [ニホンフラッシュ(7820)]の株主還元姿勢
- [ニホンフラッシュ(7820)]がオススメ高配当銘柄であるか
基本情報
事業内容
「日本一のフラッシュドアメーカーになる」という目標が社名の由来になっているそうです。
フラッシュドアとは「フラッシュ工法」という技術でつくられたドアのことで、
このフラッシュドアをマンション向け内装ドアとして生産、販売を行っています。
生産・販売拠点は日本国内と中国にあり、特に日本国内の内装ドア市場においては
トップクラスのシェアを誇っております。
その他企業情報
証券コード | 7820 |
業種 | その他製品 |
決算月 | 3月 |
配当支払月 | 6月 12月 |
時価総額 | 223億円 |
上場年月 | 2008年2月 |
業績
売上・営業利益率
2020年までは売上が順調に伸びておりますが、2021年以降は停滞しております。
売上の7割ほどが中国事業であり、中国の不動産市況の悪化の影響がでています。
営業利益率ももともとは10%超えて推移していたのですが、直近は悪化傾向。
こちらも中国市場の不調が影響を受けていますね。
EPS
EPSも2022年までは調子が良かったですが、その後は振るわず低下傾向。
今後もこの傾向が続くようなら心配な状況です。
ROE
ROEも2022年までは10%以上で推移しているものの、こちらも直近は振るっていません。
財務状況
自己資本比率
自己資本比率は安定して70%前後で推移しており、全く問題のない水準です。
直近の売上が振るってませんが、この自己資本比率は安心材料になりますね。
株主還元姿勢
一株配当金・配当性向
リーマン・ショック時は赤字にもかかわらず、配当維持しており、安定感が素晴らしいです。
さらに10期以上の非減配を達成しており、ここ10年で配当金が約5倍になっております。
累進配当こそ宣言はされていませんが、株主還元姿勢は悪くなさそうです。
ただ、やはり直近の売上が振るっていない影響で配当性向が高まっております。
今後の動向には注意が必要ですね。
株主優待情報
[ニホンフラッシュ(7820)]は株主優待はありません。
結論:オススメ高配当銘柄!!
中国の不動産市況の影響を受けて、直近の業績は良くないですが、
配当金は素晴らしい安定性です。
直近3年の平均利回りは3.64%ですので、
利回りが4.0%を超えたら投資を検討してみてもいいのではないかと思います。
ではでは